ご挨拶
この度、第10回日本脳神経外科光線力学学会の会長を仰せつかり、2014(平成26)年6月28日(土)アクトシティ浜松にて開催させていただくこととなりました。
2014(平成26)年の本学術集会は第10回という節目の集会であると共に、この分野における二つの薬剤・機器が承認された、新しい時代の幕開けでございます。即ち、永年、未承認ながら広く用いられてきた5−アミノレブリン酸と、脳腫瘍における全く新しい治療モダリティであるPDT半導体レーザ「PDレーザBT」の治験が終了し、2013年に相次いで承認となりました。
そこで、今回の集会では、あえて今一度初心に帰って頂くために、教育講演として、光医学の基礎やリスク管理など啓蒙的なご講演を、慶應義塾大学の荒井恒憲教授にお願い致しました。また、節目の年の特別講演としましては、脳疾患への光医学の応用の展望につきまして防衛医科大学の佐藤俊一先生にお話をうかがう予定となっております。
今回の学術集会は第8回に引き続いて日本光線力学学会との合同開催でございます。日本脳神経外科光線力学学会は土曜日半日でございますが、割引の価格で、日本光線力学学会にも参加して頂くことを計画中でございます。是非皆様の積極的なご参加を、何卒宜しくお願い申し上げます。
謹白
2013年10月吉日
第10回日本脳神経外科光線力学学会
会長 西川 亮
埼玉医科大学国際医療センター 脳脊髄腫瘍科